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2015年5月30日 (土)

素人が芦部「憲法」を読んでみた (8) 立憲主義の憲法の判断目安

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第一部 総論 > 第一章 憲法と立憲主義

取り敢えず、総論として立憲主義に基づく近代以後の憲法の概略が示されたので、この時点で立憲的意味の憲法の原則に適っているか?の目安を列挙しておきたい。素人なので、私の独断・素人判断である。天皇(皇室)や9条問題などなどは、まだやってないので一旦脇に置く。

まず、立憲主義が外されたらどうなるか、を独断でいくつか列挙してみる。

  • 善意の為政者でも間違いを犯すことはある。しかし、国民にそれを止めることはできない。ましてや、国家権力が暴走したときにはなすすべがない。
  • 国家がその気になれば、国家権力が独占している巨大な暴力が国民に向けられ、国民には抗うすべがない。
  • 民主主義は不可能となる。独裁かひたすら混乱になるだろう。
  • 人権が守られる保障はないので、おそらくどんどん制限されるだろう。そもそも人権の概念は国家権力に対抗するものとして発達したのだから。
  • 国民主権は保障されない。
  • 日本のような大きな国の場合、世界に与える悪影響は計り知れない。従って、単に日本の事情で勝手に立憲主義を壊すような憲法改正をするわけにはいかない。

立憲的意味の憲法の原則に適っているか?の目安

  1. 国民から国家へ、という視線で憲法が書かれているか?
  2. 憲法擁護義務は公権力を持つものであるか?
  3. 公権力を制限することが中心的な目的になっているか?
  4. 国民の自由・人権を(法律からも)守るための記述になっているか? 恣意的な法律作成で自由・人権が制限可能なのは駄目。
  5. 国家権力が国民からの委託であることが明記されているか?
  6. 三権分立など、権力の分立が確立されているか?
  7. 統治体制などの規定が、国民の自由・人権のために奉仕するもの、となっているか?
  8. 硬性憲法であるか?
  9. 人権保障が根本規範として盛り込まれているか?
  10. 個人の尊厳が根本規範の中心として盛り込まれているか?
  11. 憲法が最高法規であるか?
  12. すべての価値の根源は個人の尊厳、という思想があるか?
  13. 国民主権か?
  14. 民主主義と実際に結びついているか? たとえば、国民の人権を制限する法律の内容を決めるのは国民自身である、という思想が反映されているか? 参政権は確立されているか? など
  15. 価値の押し付け(思想・信条の自由に反する)になり得る道徳(道徳違反が犯罪になり得る)が規定されてないか?
  16. 自由権だけでなく、社会権なども保障されているか?
  17. 現在一時に関する内容でなく、憲法は後に残るものだから、政権が変わっても「悪用」されないように書かれているか?
  18. 国民の義務がやたらに入っていないか?(なくてもよい)

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