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2016年12月

2016年12月10日 (土)

法学ド素人が自民党憲法改正草案に駄目出しする-その前に

自民党は憲法改正をすると言う。

 

自民党憲法改正草案をそのまま現行憲法に置き換えるとは言っていない。が、草案を撤回もしていない。

 

今年の参院選で改憲推進派が2/3を取ったということは、国民は改憲を認めたことになる。

 

で、まず、自民党はどうやら憲法を「序文から何から全部書き換える」つもりのようだ。

 

これを「おかしい」と思わないだろうか?

 

他の国は改憲を何度もやってるのに日本は改憲をしてないから、などという理由で改憲を考えるってのもおかしいが、戦後70年改憲していなかった日本が、国の根幹の憲法を全面書き直しなどしたら、

 

どう考えても、日本は大混乱するだろう?

 

すべての法律は憲法と密接な関係にあるし、裁判所の裁判の仕方、その他、あらゆる制度、機関も大影響を受ける。

安全保障環境が変わったから? つまり外敵が考えられ、日本がこのままでは危険だから?

本当に危険があるなら、憲法全面改定などして日本が混乱したら、それこそその隙を突かれて日本はやられてしまう。当然、改憲なしで何とかするとか、改憲が必要だったとしても必要最小限度にしなければいけない。愚策もいいところだ。

それに、国民に相談もなしに政府が全面改正の憲法改正案を出してきたのに、国民の多くが内容を録に確かめもせずに「おまかせ」でやらせる、というのは民主主義国では到底考えられない話だ。

何のために憲法があるのか?が分かっていないということだ。

憲法って、公権力から国民の人権を守るために公権力を縛るものですよ? あなたの人権危ないよ?

ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」を読んでみた(6) 独裁政権にも弱みがある

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ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」

第4章 独裁政権にも弱みがある

独裁政権は普通不死身に見えるものだ。対して、民主化勢力はあまりにか弱く見える。

しかし、独裁政権にもアキレス腱がある。

アキレス腱はどこか

アキレスの物語は非人道的な独裁政権にも当てはまる。打倒も可能だが、それは体制の弱点が洗い出され、そこを集中的に攻撃した場合。

独裁政権の弱み

  1. 体制を運営するのに必要な民衆やグループ、機関による協力が、少なくなったり、なくなったりすることがある
  2. 政権が過去の政策で決めたことが、それと相反する現政策を採択し実践する能力を多少なりとも制限してしまうことがある。
  3. 体制運営がルーティーン化し、新しい状況に迅速に対応できなくなることがある。
  4. 既存の任務に配置されている人員や資源が、新しい目的のためには簡単に利用できないことがある。
  5. 上司の機嫌を損ねるのを怖れる部下が、独裁者が決断を下すのに必要な情報を曲げて報告する、またはまったく報告しないことがある。
  6. イデオロギーが損なわれ、体制の神秘性や象徴性が不安定になることがある。
  7. 現実への視点をゆがめる程の強いイデオロギーがある場合、それに執着しすぎて、実際の状況や必要性へ十分な注意が行き届かないことがある。
  8. 官僚組織の効率性や能力が低下したり、過剰な管理や規制があると、体制の政策や運営から効率を奪うかもしれない。
  9. 機関内部での争いや個人間の競争や敵対が、独裁政権の運営に害を与え、分裂させることがある。
  10. 知識人や学生が、現状や制約、教条、抑圧に対して不満を持つようになることがある。
  11. 一般民衆が、時がたつにつれ、政権に対して無関心になったり懐疑的になったり、あるいは敵意を持つことがある。
  12. 地域間、階級間、文化間、あるいは国家間の違いが深刻になることがある。
  13. 独裁政権内の権力ヒエアルキーは、常に幾分不安定だが、ときにそれが顕著になることがある
  14. れっきとした独裁者の意に反することでも、警察や軍の一部が自らの目的のためにクーデターを含む行動を起こすことがある。
  15. 確立直後の独裁政権の場合は、安定するまで時間がかかる。
  16. 独裁体制においては、意思決定にかかわるのが小数なため、判断や政策、行動において間違えやすい。
  17. 上の危険を防ごうと、政権が管理と意思決定を分散させれば、中央集権化された力のテコがさらに弱体化することがある。

独裁政権の弱みを攻撃する

ヒトラーの命令さえ、時には無視された

とはいえ、リスクや犠牲なしに打倒できるわけではない。

それでも、相手の弱点に集中すれば成功の可能性は高まる。

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